体細胞超突然変異(somatic hypermutation : SHM)

胚中心B細胞に起こる体細胞レベルのDNAの組換え。抗体を産生するための正常な突然変異体細胞高頻度突然変異とも呼ばれる。*1

これによってB細胞がある抗原に特異的な抗体を産生できるようになる。これはAIDⅠ型トポイソメラーゼによって制御されていることが報告されている。*2

胚中心では,高親和性抗体産生機構のひとつとして,B細胞B細胞受容体の体細胞超変異を起こす.さらにTfh細胞との会合を介して高親和性の受容体をもつB細胞のみが選択され,Tfh細胞由来の刺激を受けて増殖する.選ばれた胚中心B細胞は,さらに記憶B細胞と長期生存形質細胞へと分化する.*3

文献一覧
*1 抗体遺伝子改編酵素(AID)のRNA編集活性証明に成功 -抗体遺伝子機能強化機構の解明に期待- — 京都大学: http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2012/130122_1_1.htm
*2 AID依存性の体細胞超突然変異はトポイソメラーゼIの低下により引き起こされる — 京都大学: http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2011/111114_2.htm
*3 濾胞性T細胞による抗体産生の制御 アレルギー疾患病因への関与とその機構 ベイラー免疫研究所 堀内周 上野英樹: https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/64/6/64_802/_pdf


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このページの最終更新日時: 2017-09-21 (木) 16:03:27